アンチエイジングのためにキヌアを毎日の食事に取り入れよう！

世界的に見ても日本は、年齢というものをかなり気にする国民性があると言えるでしょう。

それゆえに、多くの方がアンチエイジングを意識しているものです。

アンチエイジングにもいろいろな方法がありますが、その中でももっとも手っ取り早いのが食生活の改善です。

ただ、そこまで大きく変えずともアンチエイジングに効果的な食材を食事に取り入れるだけでも違ってくるものです。

そこでおすすめなのがスーパーフードとしても知られているキヌアです。

アンチエイジングのためにキヌアを毎日の食事に取り入れましょう。

キヌアとは？

最近では結構いろいろなところでキヌアを見かけるものですが、そもそもキヌアとはどのようなものなのでしょうか？

キヌアは一言で言ってしまうと、雑穀です。

極端な言い方をすれば、毎日の白いご飯の代わりにキヌアを炊くこともできるのです。

スーパーフードと呼ばれるものはいろいろとあるものですが、キヌアもスーパーフードのひとつです。

古代から南米のアンデス地方で主食として食べられてきた雑穀なのですが、ご存知のようにアンデス地方というのはとても厳しいところです。

痩せた土地などの厳しい環境の中でも栽培できるようなパワフルな植物だからこそ、スーパーフードとして確固たる地位を築いているのでしょう。

一般的に白いご飯よりは、玄米のほうがヘルシーで栄養価が高いと言われています。

多少お高くなってしまう部分はあるものの、実際に白米よりは玄米のほうがヘルシーですし、栄養価も高くなります。

ただ、キヌアはその玄米を上回るポテンシャルを秘めていると考えていいでしょう。

キヌアには五大栄養素はもちろん、必須アミノ酸もバランスよく含まれているのです。

おまけにおいしく食べられるので、スーパーフードになるべくしてなった素材と言えるでしょう。

キヌアのアンチエイジング効果とは？

アンチエイジングのために是非キヌアを取り入れていきたいのですが、キヌアの持っているアンチエイジング効果とはどのようなものなのでしょうか？

まず、キヌアにはメチオニンというものが含まれています。

メチオニンというのは、体の中で合成されることのない必須アミノ酸の一種で、血液中のコレステロール値を下げ、活性酸素を取り除く作用があると言われています。

抗酸化作用を持っているセレンというミネラルがあるのですが、このセレンを運ぶ役割も担っています。

もともとメチオニンには細胞の老化防止や免疫力アップなどの効果が期待できるのですが、セレンを運んでくれることによってより抗酸化作用が期待できるのです。

また、アミノ酸の一種であるトリプトファンも体の中の活性酸素を除去してくれます。

活性酸素による体の錆びが老化を招くということはご存知かと思いますが、だからこそ活性酸素の除去によってアンチエイジングが期待できるのです。

さらに、キヌアにはビタミンB2も豊富に含まれています。

ビタミンB2は「リボフラビン」とも呼ばれるのですが、発育のビタミンとして重要な役割を担っています。

ビタミンB2は栄養ドリンクなどにも必ずといっていいほど配合されています。

このビタミンB2もアンチエイジングに一役買ってくれます。

というのも、脂肪が酸化すると過酸化脂質というものが発生します。

この過酸化脂質を分解するのがグルタチオンなどなのですが、これらの補酵素となってくれるのがビタミンB2なのです。

間接的に過酸化脂質を分解することにつながり、結果的にアンチエイジングが期待できるというわけです。

アンチエイジング以外にも役立ってくれるキヌア

キヌアの効果というのは、何もアンチエイジングだけではありません。

他にもいろいろな効果が期待できます。

例えば、キヌアには鉄分や葉酸、ビタミンB2、ビタミンB6なども豊富に含まれていますので、造血作用が期待できるのです。

血液を作ってくれるわけですから、貧血の改善や防止にも役立ってくれるでしょう。

血液というのは全身をくまなく巡っており、体の代謝に大きく関係してくるものです。

十分な血液が作られることによって十分な血液が体中を巡り、代謝もアップし、アンチエイジングをサポートしてくれる部分も当然あるでしょう。

血の巡りというのは、すべての基本です。

また、キヌアにはエストロゲンと似た働きをするフィトエストロゲンというものが含まれています。

これによって、女性は女性らしい体を目指すことができます。

お肌の調子がよくなるのはもちろん、髪の毛にツヤやハリも出てくるでしょうし、バストアップといったものまで期待できるかもしれません。

キヌアを取り入れるのは簡単！

アンチエイジング効果がかなり期待できるキヌアなのですが、キヌアを取り入れるのは思っている以上に簡単です。

例えば、ご飯を炊くときにキヌアを一緒に入れてみましょう。

大さじ2杯から3杯ほどでOKです。

実際にこういった形でキヌアを取り入れている方も多いので、初めての方はこういった形で少しずつキヌアを毎日の食事に取り入れていくといいでしょう。

基本的にキヌアというのはクセのない食材なので、どのようなものにも使うことができます。

まとめてキヌアを炊いておけば、サラダから汁物まで何にでも使うことができるでしょう。

お菓子作りの際にキヌアを使うという方もいますので、いろいろな形で楽しみながらキヌアを取り入れていきましょう。

ぷちぷち食感を楽しみながらおいしくアンチエイジングができるはずです。