復縁したいときに考えるべきこととは？

「復縁したい」と思ったときに、すぐに復縁のためのアプローチを考える方がほとんどでしょう。

確かに今から何をして復縁にこぎつけるかを考えてしまう気持ちはわかります。

しかしながら、復縁したいのであればその前に考えるべきことをしっかりと考えていきましょう。

実際に、復縁を目指すのであればいろいろと考えることはあるのです。

復縁したいのであれば破局を改めて分析すること

まず復縁したいと思っているのであれば、今一度破局と向き合うようにしましょう。

もちろん、破局と向き合うことはとてもつらいことかと思います。ただ、この破局と向き合わないことには、前に進んでいくことができないのです。

中には破局を受け入れられずに「まだ思いは通じ合っているはず」「あれは口だけの別れ話」と現実逃避をしてしまう方もいるかもしれません。

しかしながら、破局を受け入れられないままではストーカーのような思考回路になってしまうリスクもあります。

まずはしっかりと破局という現実を受け入れるようにしましょう。

また、破局を受け入れた上で、破局を改めて分析していきましょう。

どのような形で仲を深めていって付き合うことになったのか、付き合ってからどのように過ごしていたのか、どのようなときに喧嘩をしていたのか、破局する前にはどのような雰囲気だったのか……思い出すべきことはたくさんあります。

もちろん、破局という結果が受け入れられないくらいにショックを受けている方にとっては、この作業はとてもハードでしょう。

しかしながら、破局を分析するためにはこれらの作業が必要になってくるのです。

いろいろなことを思い出して、お互いにどのようなところに問題があったのかを考えていきましょう。

基本的に破局したカップルにおいて、どちらか一方のみが悪いということはそうそうありません。

たいていの場合には、割合の違いはあれどお互い様ということがほとんどなのです。

つまり、自分自身にも何かしらの非があると考えたほうがいいのです。

もちろん、相手がいてこその破局ではあるのですが、自分の非を改めることも考えていかなければいけません。

それをしないと仮に復縁したとしても、同じことの繰り返しになってしまいます。

思い返していけば、「このときは自分が悪かった」と思えるようなシーンはいくつかあるはずです。

相手のことを思ってよかれと思ってしたことであっても、逆に相手にとっては迷惑であったり、相手を追い詰めてしまったりしてしまった可能性もあります。

考えすぎてしまうと深みにはまってしまうかもしれませんが、反省すべきところは反省し、改善していかなければいけません。

破局の背景にどのような問題があって、自分にどのような反省点があったのか……

これをきちんと理解することによって、復縁したときに同じ間違いを犯すことがなくなります。

復縁というのは形だけ実現すればいいというものではありません。

形だけの復縁では意味がありませんし、別れたり復縁したりを無意味に繰り返すだけになってしまうでしょう。

それではお互いに時間の無駄となってしまう可能性があります。

復縁する以上、お互いに同じ間違いを犯さないようにする必要があります。

前付き合っていた頃よりもレベルアップした状態で付き合ってこその復縁なのです。

もちろん、レベルアップしたことによって新たに遭遇する問題もあるかもしれませんが、レベルアップしているのであれば当然それも乗り越えられるはずです。

一方的なアプローチは逆効果になることも

破局について分析することもなく、一方的なアプローチをしていくと逆効果になってしまう可能性があります。

一方的なアプローチというのはしている本人にしてみると、それだけの思いがあるという証のように感じられるかもしれません。

しかしながら、一方的なアプローチを受ける相手にしてみるとそれこそ押し売りのように感じられるのです。

一方的なアプローチというのは、一方的な感情の押しつけです。自分が復縁したいと思っているからといって、相手が復縁したいと思っているとは限りません。

当たり前のことなのですが、自分は自分、相手は相手なのです。

復縁したいという気持ちが強すぎると、そういった当たり前の部分にまで考えが回らなくなってしまいます。冷静さを欠いてしまうのです。

そのため、自分の気持ちを一方的に押し付けてしまうのです。

ただ、どれだけ心の底から復縁したいと思っていたとしても相手の気持ちも考えずに一方的に押し付けてくるという行為そのものに幻滅されてしまうこともあるのです。

実際に、破局後の度重なる復縁要請で相手への気持ちが消え去ってしまうという話はよくあるものです。

冷却期間には自分磨きを

先でもお話ししましたように、一方的なアプローチというのは逆効果になってしまう可能性があります。

ケースバイケースではあるものの、ほとんどの場合において復縁を希望しているのであれば冷却期間というものを設けるべきです。

この冷却期間には、基本的に一切の接触を避けるようにしましょう。

もちろん、職場の同期などで接触が避けられない場合には、最低限のやり取りのみにとどめておきましょう。

それこそ必要な業務連絡のみにしておくべきです。

では、冷却期間に接触を避けている間には何をすればいいのでしょうか？

それはズバリ、自分磨きです。

自分磨きというとありがちなことを思われる方もいるでしょうが、冷却期間で接触しない間に自分磨きをすることによって相手に「あれ？」と思わせることができるのです。

「逃した魚は大きかった……」と思わせることができれば、もうこっちのものです。

復縁は有利に進んでいくことでしょう。