恋人は恋愛や調和のカード?タロット占いの意味と恋愛について
恋人のカードがタロット占いで出たら、どこか安心感を覚えるのではないでしょうか。
特に恋愛についてはこれほど安心できるカードはないと思います。
今回は恋人のタロットカードが示す基本的な意味と恋愛のアドバイスをお伝えしていきます。
恋人は恋愛や調和のカード
恋人(the lovers)のタロットカードは、心と理性の調和を示します。
そして、多くの人たちがそのカードから連想するように、恋愛や結婚など恋にまつわる良い知らせ、出来事などを象徴します。
ただ、カードには誘惑や幻想といった隠れた意味も持ちます。
恋人たちが、誘惑や幻想にとらわれず、2人で幸せになれるような精神状態の時にとても強い恋愛の意味を持つようになるのです。
恋人のカードは2人が心と理性の調和が取れ、2人で共にあることを望んでいます。
恋人のキーワード
恋愛・結婚・誘惑・調和・パートナーシップなど、恋人を連想させるキーワードを持ちます。
お互いがお互いを大きな愛で包み込むには、良い精神状態が必要です。
誘惑や幻想(妄想)など、自分の弱い心にとらわて相手のことが信じられなくなった時は注意してください。
恋人の正位置:相思相愛。恋愛や結婚の良い知らせ
基本的に恋人の正位置は恋愛において良いメッセージを伝えてくれます。
新しい恋の始まりや純粋な美しい愛などのメッセージ。
そして結婚の可能性など、2人の未来を歓迎するかのような祝福です。
お金に関しては、恋人のカードが調和や精神の正しさを示すカードでもあるため、「正しいと思うことにお金を使う」ことや、「本当に望むことにだけお金を使う」などを意識しておくと良いでしょう。
仕事では、やはり調和や精神の正しさという部分が鍵になります。
周囲とのコミュニケーションや、その仕事は自分と会社・周囲にとってメリットをもたらすのかを考えて行動すると良い方向に進んでいきます。
恋人の逆位置:選択の誤り。誘惑に混乱する
恋人のカードにはよく、男女と樹が描かれます。
それはアダムとイヴであり、イヴを誘惑するリンゴの樹でもあります。
恋人のカードが逆位置になった時、2人(ないしはいずれか)が誘惑に負け、選択を誤るという暗示でもあるのです。
曖昧な態度や優柔不断な態度・思考は恋人にはふさわしくない精神状態です。
(というのも恋人のカードが良い精神状態を示すカードでもあるからです)
そのことから、金運は浪費の兆しが見えるため財布の紐をしめるようにすると良いです。
仕事の場合は良い選択・道に進むために方向転換をすると良いでしょう。
恋愛やお金のこと、仕事のことで恋人の逆位置が出た時は、客観性や主体性を忘れずに行動すると、物事が良い方向に進んでいきます。
恋愛:誘惑に負けずにいれば大丈夫
恋人のカードは恋愛ではほぼ無敵。
でもただ一つ欠点があるとしたら、誘惑に負けたら大変ということです。
誘惑や疑惑に負けずに、相手を幸せを手にしましょう。
とはいえ、結婚やこれからお付き合いをしていくにあたって「え、この人ちょっと」「ん?」という疑問や不安感を覚えたら、その人との今後はあまり良い関係ではなくなる暗示もあります。
直感を大切にすることがポイントです。
恋人の逆位置が出た場合、感情に振り回されて相手のことが見えなくなっている可能性を暗示しています。
また、あまり良い言い方ではありませんが、どちらかが何かの誘惑に負けている可能性も。
お付き合いをする時も、結婚を考える時も、お互いの幸せをしっかりと考えて行動するのが吉となります。
例えばどちらかが我慢する状況や、自分は本当は2番目……そんな状況から思い切って抜け出す必要がある状況です。
恋人が出た時の相手(彼氏・彼女)の気持ちは?
タロットカード占いで恋人が出た時の、彼・彼女の気持ちをお伝えします。
正位置の場合
- あなたのことが好き
- 安心できるし一緒にいたい
- できたら結婚したい
- 片思いの場合:あなたが気になる
- 復縁したい場合:自分の気持ちを受け入れて欲しい
- 不倫の場合:妻よりも良い
逆位置の場合
- 随分利己的に感じている
- あまり結婚は考えられない
- (無理して付き合ってる感じがあって)疲れる
- 片思いの場合:(あなたが彼を見極める必要があります)
- 復縁したい場合:(すでに別の相手がいるので)キープみたいな感じ
- 不倫の場合:都合の良い相手
バランスの取れた心と体の結びつき
恋人のタロットカードは、2人の心と体のバランスが取れ、良い状態に向かっていくことを暗示するカードです。
あなただけが幸せになっても意味がありませんし、彼だけが幸せになっても「恋人」という形は成り立ちません。
正位置が出た時は、バランスが取れていてさらなる幸せを望めるでしょう。
逆位置が出た時は、一度立ち止まって、あなたにとって何が本当に幸せなのかを考えると良いかもしれませんね。