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離婚した趣味友と付き合うことになった体験談

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趣味きっかけで恋愛感情を抱くというケースはかなり多いものです。

というよりも、定番でもあり、王道でもあると言えるでしょう。

しかしながら、だからといって相手がフリーとは限りません。相手が結婚していることもあるでしょう。

ここでは、離婚した趣味友と付き合うことになった体験談についてご紹介していきたいと思います。

弓道がきっかけで出会った趣味友

私は学生時代から弓道をしていました。もともとは「かっこいい」というそれだけの理由で始めたのですが、気づけば弓道の魅力にどっぷりとハマっていました。

学生時代だと部活やサークルもあり、やりたいと思えばいくらでも弓道ができる環境にありました。

ですが、社会人となってくるとなかなか弓道をする時間や場所を確保することができません。

サッカーや野球だと社会人サークルも見つけやすいのですが、弓道となるとなかなか見つけられませんでした。

社会人になって久々に弓道仲間とお茶をしたのですが、そのときに弓道の社会人サークルがあることを教えてもらいました。

少し距離はあったのですが、めったに出会えない弓道サークルなのですぐに入ることにしました。

そこまで人は多くなく、こじんまりとしたサークルで馴染めるか不安だったのですが、弓道仲間の紹介ということもあってすぐに楽しめるようになりました。

その中のひとりの男性に恋をしてしまいました。

これまで弓道をする男性の姿というのは山ほど見てきたのですが、彼の姿は本当に絵画のように美しく、ほとんど一目ぼれのような感じでした。

特にイケメンというわけではないのですが、弓道をしている姿が私にとってはドンピシャだったのです。

かといって、学生時代のようにアピールする勇気もなく、あくまでも趣味友のひとりとして関わっていくことしかできませんでした。

趣味友はすでに同じサークルの女性と結婚していた

最初の頃はまったく気づかなかったのですが、私が恋に落ちてしまった趣味友はすでに同じサークルの女性と結婚していました。

その女性というのがいわゆるサークルのマドンナ的な存在で、同性の私から見ても華やかでいかにもモテそうなタイプでした。

ただ、正直なところ、私はこの女性があまり好きではありませんでした。

というのも、自分がモテることを自覚しており、女性であることを武器にしていろいろな男性にちょっかいをかけていたのです。

私が好きな趣味友のほうは気づいていてあえて無視をしているのか、気づいていないのかわからない状態で私もどうしようもありませんでした。

確かに華やかで連れて歩く分には魅力的な女性かもしれませんが、結婚して男性が幸せになれるかというと微妙なタイプだと思いました。

趣味友のほうもラブラブという感じではなく、弓道サークル内では他人のように振る舞っていました。

もちろん、それが照れ隠しなのか本当に関係が冷え切っているのかはわかりませんでした。

気持ちを落ち着けるために占いを

好きな趣味友が嫌な感じの女性と結婚しているというだけでもモヤモヤします。

それで趣味友が幸せならいいのですが、とても幸せそうには見えないのです。

そのため、私はサークル活動のたびにモヤモヤした気持ちを抱えることになりました。

気持ちが落ち着かないからか、弓道のほうも調子がどんどん悪くなっていきました。

せっかく弓道のサークルに入ったのに弓道の調子が悪くなってしまったのでは元も子もないので、どうにかして気持ちを落ち着けなければいけないと思いました。

そこで頼ったのが占いでした。

弓道とはまったく関係のない友達に相談することもできたのですが、相談してしまうと「嫌な女だ」と嫌われてしまうのではないかという不安もありました。

だからこそ、まったく関係のない占いを利用したのです。

手始めに彼が離婚する確率を占ってもらったところ、思っている以上に確率が高かったので他にも気になることをいろいろと教えてもらいました。

趣味友に関してはわからない部分のほうが多かったので、占いによって少しずつ霧が晴れていくような感覚がありました。

占いの鑑定結果を知ることによって、どんどん気持ちも落ち着いていきました。

その結果、弓道の調子も徐々に戻っていきました。

我ながら単純だとは思いましたが、ひとまずそれで弓道の調子も戻りましたし、趣味友のことも時間をかけて考えようと思えるようになっていったのです。

占い鑑定をお願いする前はサークルがつらく感じることもあったのですが、元通りサークルを楽しめるようになって本当によかったです。

離婚後に猛アプローチして付き合うことに

サークルを楽しめるようになり、しばらく経つと趣味友が離婚しました。

趣味友の元嫁のほうは離婚を機にサークルをやめてしまい、趣味友は前よりも笑顔が見られるようになりました。

心底ほっとしたことを覚えています。

その後、このチャンスを逃すわけにはいかないと人生で最大の勇気を振り絞り、趣味友に猛アプローチをかけました。

他のサークルメンバーも気づいていたでしょうし、呆れていたかもしれませんが、それよりも趣味友を逃したくないという気持ちのほうが勝りました。

趣味友はなかなか首を縦に振ってくれなかったのですが、私の熱意が通じたのか本当にある日突然OKしてくれました。

そこからはサークル公認のカップルということで、仲良くやっています。

私のほうが一方的に好きなだけかも……と不安に思ったこともあるのですが、彼は私のことをとても大切にしてくれますし、私のいないところではこっそりのろけているようなので今では相思相愛になっているようです。

人生で最高潮と言えるくらい本当に幸せです。

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