オタクな彼がようやくプロポーズをしてくれそうな体験談
趣味がきっかけで恋愛関係に発展することは珍しくありません。趣味がきっかけだからこそ、恋人のようにも楽しめますし、友達のようにも楽しめるという部分はあるでしょう。
ただ、だからこそプロポーズのタイミングが難しいという部分もあるかもしれません。
ここでは、オタクな彼がようやくプロポーズをしてくれそうだという女性の体験談をご紹介していきたいと思います。
趣味にアニメがきっかけでお付き合いをすることに
私の趣味はアニメなのですが、彼とはアニメをきっかけに知り合い、お付き合いをすることになりました。アニメというとドラゴンボールやワンピースなどメジャーなものを思い浮かべる人も多いと思うのですが、私が好きなアニメというのはかなりマニアックなものでした。
そこまで有名な作品ではないですし、人気があって話題になったというわけでもありません。
「この作品知ってる?」と聞いても、ほとんどの方が「知らない」と答えます。
そのため、他の有名な作品のようにファン同士で集まって話すといったことができなかったのです。
ただ、そういった中で私の好きな作品がとあるイベントで取り上げられることになりました。
普段はあまりイベントなどには参加しないのですが、これは絶対に行かなければいけないとそのイベントに参戦したのです。
そこで知り合ったのが彼でした。
たまたまイベントのときに隣にいたのが彼なのですが、彼も私と同じようにお一人様での参戦でした。
彼のリュックに私の好きなキャラのマスコットがついているのに気づいて、思わず私のほうから話しかけてしまいました。
彼は戸惑っていましたが、私がかなりコアなファンであるとわかるとガードを緩めてくれました。
私は好きな作品について語り合えるという経験が初めてだったので、かなり興奮していました。
イベントが終わった後もたまたま出くわして、彼のほうから「もう少し話しませんか?」と言ってくれたのでその言葉に甘えて近くのカフェでかなり語り合いました。
彼とは連絡先の交換をしたので、その後も交流を続けていました。
「あのグッズが○○のお店にあった」などの情報交換をしたりすることもありましたし、お互いに近くに出かけたときには食事をしたりすることもありました。
「こういう人と付き合ったら面白いんだろうな~」と思ってそれとなく彼に聞いてみると、彼も同じように考えていたようでそのまま付き合うことになりました。
結婚に関する彼の考え方がよくわからず……
私は結婚というものを恋愛の延長線上にあるものと考えています。
ただ、彼は恋愛と結婚はまったくの別物という考え方でした。そのため、私はわりと早い段階で結婚を考えていたのですが、彼は結婚についてはまったく考えていないようでした。
それに彼は前に結婚を約束していた恋人に裏切られた経験があるようで、いわゆる3次元の女性に対しての拒絶のようなものもありました。
もちろん、私が拒絶されるということはないのですが、結婚となると拒否反応が出るような感じです。
人それぞれで性格も違いますし、育ってきた環境も違います。
だからこそ、考え方が違ってくるのも当たり前のことです。
ただ、彼の結婚への考え方というのが私にはなかなか理解できず、このままでいいのかなと不安に思うようになりました。
私は私で年齢的なこともありますし、結婚するかしないかは早めに決めてほしいと思っていたのです。
占いで彼からのプロポーズに期待
彼とのお付き合いをどうしたものかなと思っていたのですが、どれだけ考えてみても答えは出ませんでした。
それならば思い切って、まったく関係のないところからアドバイスをもらってみようと占いを利用することにしたのです。
もともと占いには興味がありましたし、過去にも占いを利用したことがあったのでまったく抵抗はありませんでした。
彼からプロポーズされるのかどうかを占ってもらったのですが、結果は何と「時間はかかるものの、プロポーズはされる」というものでした。
この占いの鑑定結果を聞いて、「そういえば、私ちょっと急ぎ過ぎてたのかも……」と思うようになりました。
彼には彼のペースがありますし、私には私のペースがあるのです。そういう当たり前のことに、改めて気づかされたのです。
今すぐどうこうなるわけではないものの、とりあえずしばらくは彼のためにも待ってみようと思えました。
自分でもびっくりなのですが、占いによってちょっとだけ自分の視野が広がったような感じです。
第三者からの言葉だからこそ、すんなりと受け入れられたのかもしれません。少しずつ彼も結婚に前向きに
占いを利用してしばらくすると、少しずつ彼に変化が見られるようになりました。
というのも、彼が「結婚したらどうしたいみたいな希望はあるの?」といった感じで結婚のことを口にするようになったのです。
それも私の希望を聞こうとする姿勢を見せてくれたのです。
結婚に関しては頑なな感じのあった彼なので、ちょっとした変化でも私は本当に嬉しかったです。
具体的な話をしていくうちに、彼も少しずつですが結婚に前向きになってきているようです。
もちろん、私は彼を逃す気はありませんが、このまま彼が彼のペースでプロポーズをしてくれるといいなと思っています。
彼との結婚生活なら絶対に楽しいはずです。