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離婚した職場の後輩から改めてアプローチを受けた体験談

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職場恋愛が禁止されているところもあるでしょうが、職場というのは恋愛関係に発展しやすい場所でもあります。

相手が既婚だと職場での恋愛というのは、余計にこじれやすくなってしまうものです。

ここでは、離婚した職場の後輩から改めてアプローチを受けたという女性の体験談をご紹介していきたいと思います。

後輩の教育係になったことがきっかけ

私はもともと教育関係の勉強をしていたこともあり、職場では教育係として使われることが多い傾向にありました。

とりあえず、新入社員が来たら私が基本を教えるという感じでした。

学校の先生のような感覚になりますし、そこまで年齢の離れていない新入社員も生徒のように可愛がっていました。

その中にいたのが後輩です。

特殊な業務が関係していることもあり、その後輩に対しては特別にマンツーマンのような形で教育係として指導をしていました。

マンツーマンでの指導という時点で期待してしまう女性は多いと思うのですが、やはり他の新入社員と比べるとその後輩とは特に仲良くなりました。

ハッキリと告白されたわけではないのですが、後輩が私に好意を抱いていることはわかっていました。

その後輩というのがわかりやすいタイプで、周りから冷やかされることもかなり多くなっていました。

ただ、私は前に職場恋愛で失敗し、気まずい思いをしているのでなかなか素直にはなれないでいました。

それに、後輩から直接的に何かを言われたりされたりしたわけでもなかったので、勘違いだったときのことを考えると怖かったのです。

後輩は後輩でハッキリとしたことを言ったりしたりするわけではなかったですし、私も煮え切らない感じで現状維持のような状態が続いていました。

ただ、そのうち後輩の気持ちが私から離れていったのがなんとなくわかるようになりました。

後輩にしてみると、煮え切らない私にうんざりしてしまったのかもしれません。

私は寂しいようなほっとしたような何とも言えない気持ちでした。

職場でも有名な悪女に後輩が引っかかってしまった

後輩の気持ちが私から離れてしばらくして、後輩が実は職場でも有名な悪女に引っかかってしまったことを知りました。

というよりも、その悪女のほうが言いふらしていたのです。

職場の男性のほとんどがその悪女を警戒していたのですが、後輩はあっさりと落ちてしまったようです。

他の女性社員が私に対して「本当にいいの?」「助けてあげなよ。あの子絶対不幸になるよ。」と言ってきたこともあったのですが、私はハッキリと告白されたわけでもなかったのではぐらかすばかりでした。

どうしたものかと頭を抱えているうちに、何とその悪女と後輩が結婚することになっていました。

さすがに結婚となってくると、誰もが受け入れざるを得ない状況でした。

悪女は悪女でわがまま放題でしたし、結婚するというのに何人もの男性と浮気をしていました。

他の男性職員が後輩に忠告したこともあったそうなのですが、舞い上がっている後輩はまったく聞き入れることがなかったようです。

結婚後も同じ職場で働き続けた後輩なのですが、見る見るうちにしょぼくれていきました。

まるで悪女に生気を吸い取られているようでした。

私は私でそんな後輩を見るのがつらかったですし、やはりどこかで責任を感じていました。

私が後輩を引き留めていれば、こうはならなかったのではないかと思ってしまったのです。

誰にも相談できないことを占いで教えてもらう

「さっさと離婚してしまえばいいのに」と思っていましたが、職場の人から「本当にいいの?」と言われたときに何もしなかった手前、職場の人に相談することはできませんでした。

ただ、誰かに打ち明けたかったし、できることを言えば指針のようなものをくれる相手がほしかったのです。

そこで思いついたのが占いでした。

彼が離婚する確率を占ってもらい、他にも私がどうすればいいのかなど気になることはすべて占いにぶつけました。

彼が離婚する確率は思っている以上に高かったので、私は私でやるべきことをやるだけでした。

正直なところ、占いに対してそこまで思い入れがあったわけではないのですが、このときばかりは本当に心の支えになりました。

本当に誰にも相談することができずに悩んでいたので、占いでもあり、カウンセリングのようでもありました。

離婚後に改めて後輩からアプローチを

後輩は占いの通り、しばらくして離婚することになりました。

悪女のほうは結婚と同時に退職していたのでその後は知りませんが、後輩は徐々に元気を取り戻していきました。

私もほっとしていたところ、後輩のほうから告白されました。

話を聞いてみると、告白する勇気もなく、私がどう思っているのかもわからずに、他の女性に逃げてしまったそうです。

その相手がたまたま悪女だったというだけで、我に返ったときに「自分はなんて馬鹿なことをしているんだろう」と感じたそうです。

後輩が本当に好きなのかと言われると正直なところ、自信はありません。

ただ、少なくとも変な女に引っかかって弱っていく後輩はもう見たくありませんし、そうなってしまうくらいなら私がサポートしてあげたいと思っています。

うまくいくかどうかはわかりませんが、後輩も前よりは落ち着いて大人になっていますし、こういったきっかけで始まる恋愛もいいのかなと思います。

何よりも職場の人が祝福してくれるので、このままいい報告ができるように仲を深めていきたいと思います。

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